Jfly ディスカッション


Discussion Menu | Jfly Japanese Home Page | Jfly English Home Page

抗 Wg 抗体と、wg-lacZ 系統


====================================
Date: Tue, 31 Oct 1995 14:43:51 +0900
From: akimaruアットマークrtcs1.rtc.riken.go.jp (Hiroshi Akimaru)

Jfly登録者の皆様へ
α wg antibodyをお持ちの方、お知らせください。


====================================
From: tuemuraアットマークtake.biophys.kyoto-u.ac.jp
Date: Tue, 31 Oct 1995 15:56:03 +0900

Stanford の Nusse にリクエストしてみて下さい。

上村匡


====================================
Date: Tue, 31 Oct 1995 17:49:35 +0900
From: shayashiアットマークlab.nig.ac.jp (Shigeo Hayashi)

秋丸様
WWWでNusse labのホームページを見ると彼らのもっていたaffinity purified an
ti-wgはそこをついて三世製品しかないと言うことです。

林 茂生


====================================
From: tuemuraアットマークtake.biophys.kyoto-u.ac.jp
Date: Tue, 31 Oct 1995 18:09:55 +0900

秋丸様

京大の上村です。Wg 抗体について林さんから以下の指摘がありました。先ほどは
急いでいたので詳しくはお返事できませんでした。

>WWWでNusse labのホームページを見ると彼らのもっていたaffinity purified an
>ti-wgはそこをついて三世製品しかないと言うことです。

Nusse に利用目的を書いて Wg 抗体をリクエストしたところ、上にある第三世と
思われるラットの抗血清を少量送ってくれました。添えてあった手紙には、ウサギの
affinity purified anti-wg はなくなって、今はこれしかないと書いてありました。
成虫原基を蛍光ラベルで染める限りにおいては、見事に染まりました。
私の現時点での実験では、wg-lacZ chromosome を使えないので、抗体をリクエス
トしました。なにせラットの抗血清ですので、量には限りがあるにも関わらず送って
頂いたことに感謝しております。もし wg 抗体を使い続けることになると、Nusse が
許可してくれるなら、fusion protein の construct をもらって、自前で抗体を
作製しなければと考えております。

上村匡
京都大学 理学部 生物物理学教室


====================================
Date: Tue, 31 Oct 1995 23:25:51 +0800
From: akimaruアットマークrtcs1.rtc.riken.go.jp (Hiroshi Akimaru)

上村 匡 様

取り敢えず、Nusseに連絡を取って見ます。ところで、上記のお話しにあるwg-lacZは
enhancer trap line ですか、それとも、wg enhancer をlacZにつないだtransformant
ですか?もし、後者であれば、ハエを分けて戴けないでしょうか。
宜しく、お願いします。


====================================
From: tuemuraアットマークtake.biophys.kyoto-u.ac.jp
Date: Wed, 1 Nov 1995 00:49:43 +0900

私のは Perrimon からもらった系統で、前者です。wg enhancer のエンハンサーに lacZ
をつないだtransformant はないのでは。そもそも wg enhancer のエンハンサーの解
析は発表されてましたっけ? (不勉強ならお恥ずかしい次第です。)私は使ってま
せんが、
wing margin なら vg enhancer -lacZ で、wg の発現細胞を視覚化できるそうです。
(Nature 368, 299-305)

上村