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長大なヘッダーを持つ電子メールの弊害


Date: Wed, 21 Aug 1996 20:48:09 +0900
From: itokeiアットマークfly.erato.jrdc.go.jp (ITO, Kei)
Subject: [Jfly] Long long mail from pmacアットマークpopserver.stanford.edu

Jfly の一部の皆様は pmacアットマークpopserver.stanford.edu から変なメール
を受け取ったかと存じます。メールの宛先に異様にたくさんのアドレ
ス(Flybaseの登録アドレス全部!)を並べてあるため、Eudora など
のプログラムではうまく処理できないようです。
(こういうメールの出し方は、あまり想定されていない。。。)

いとう@えらと


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Date: Wed, 21 Aug 1996 22:22:08 +0900
From: mogamiアットマークbio.phys.s.u-tokyo.ac.jp (Kaname MOGAMI)
Subject: [Jfly] Long long mail from pmacアットマークpopserver.stanford.edu

伊藤様

情報ありがとうございます。当方、実はネットワークに接続
されている Macが全てフリーズするという恐慌状態にみまわ
れまして、諸般の事情から何か変なメールでも来たせいかと
疑っていました。ご連絡下さった件は十分怪しいですが、他
にも同様な事態になられた方はおられますでしょうか。
(場合によっては文句いいたい。)

もがみ


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Date: Fri, 23 Aug 1996 17:34:44 +0900
From: tanimuraアットマークrc.kyushu-u.ac.jp (Teiichi Tanimura)
Subject: [Jfly] Long long mail from pmacアットマークpopserver.stanford.edu

なぜか今日になり、うわさのメール(27分割)が届きmailboxがlockされてしまいま
した。どうも、flybase/peopleのアドレスで送られたようです。今後このようなこと
がないように警告していただいたほうが良いと思います。

谷村禎一


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From: tuemuraアットマークtake.biophys.kyoto-u.ac.jp
Subject: [Jfly] pmacアットマーク
Date: Sat, 24 Aug 1996 11:21:11 +0900

京都大の上村です。

昨日谷村先生のメールを拝見した後に、私のところにも問題のメールが到着し、
そのメールの受信の途中で(何分もかかった)サーバーとの接続が切られてし
まい、後続のメールが読めなくなりました(つまり受信不能)。私があれこれ
いじって解決できず、今日になってようやく以下のように院生に教えてもらっ
て解決できました。私の端末はイーサーボードを内蔵してないので、ネットワ
ークに直接繋がっている他の Mac のGateaway を通して使っています。私の
メールのホルダーを、ネットワークに直接繋がっている他の Mac にコピーして、
自分の私書箱を開けるとようなく26分割されて収納されました。(Make sense?)

学会前のこの時期に起きたこともあり、怒心頭です。問題のメールアドレスは
pmacアットマークleland.stanford.edu です(あまりに腹が立ったのでよく見ないで消去
してしまいましたが)。スタンフォード大の共同研究者とメールのやりとりを
しており、かれらのアドレスも アットマークleland.stanford.edu が付きます。スタンフ
ォード大の誰が一体何を流したか、判明すれば糾弾したい。私以外にも多数
の方々が、一時的にメールが使えなくなっていませんか? もっとも私と
同じ症状に直面した方は、このメールが読めないわけですが。


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Date: Sat, 24 Aug 1996 17:37:30 +0900
From: itokeiアットマークfly.erato.jrdc.go.jp (ITO, Kei)
Subject: [Jfly] pmacアットマーク

被害が拡がっているようですね。

>しており、かれらのアドレスも アットマークleland.stanford.edu が付きます。スタンフ
>ォード大の誰が一体何を流したか、判明すれば糾弾したい。私以外にも多数
>の方々が、一時的にメールが使えなくなっていませんか? もっとも私と
>同じ症状に直面した方は、このメールが読めないわけですが。

メールを出したのは Department of Biological Sciences の
Paul Macdonald 氏で、内容自体は、mRNA の発現パターン
のデータベースを作りたいので幅広く皆さんの協力をお願い
したい、手持ちの未発表データがあれば送って欲しい、とい
うものです。内容には問題がないのですが、メールの出し方
として、 To: 欄に数百数千人のアドレスを並べるというのは
ほとんどのプログラムが想定しておらず、問題が多発してい
るようです。

(特にマックで普及している Eudora プログラムは長いメー
 ルを分割して処理するので、分割されたメール全てに上記
 の長いアドレスが付記されてしまい、さらに問題を大きく
 してしまいます。)

Jfly に送られたメールではないので、私としては一個人の資
格としてしか抗議したり善処を求めたりはできません。被害
のあった皆様が、各自で抗議などの対応をしていただくのが
よいかと思います。(すでに殺到しているとは思いますが。)


#明日から私も分子生物学会に参加しますので、来週日曜ま
 では Jfly 入会・休会・退会・アドレス変更などの処理が
 できません。よろしくお願いします。

伊藤啓


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Date: Sat, 24 Aug 1996 17:49:12 +0900
From: tmurataアットマークrtcmain.rtc.riken.go.jp (MuraTa)
Subject: [Jfly] Re: pmacアットマーク

村田アットマーク理研です。
ぼくもあのメールは受け取りました。Eudoraでは開くことができなかったので,テキ
ストエディタで開きましたが,配達先だけがずらずらと書かれていただけなので捨て
ました。

おそらく,苦情のメールは全世界から殺到しているだろうとも考えて,無視しようと
思っていたところです。

しかし,実際にいろいろなところで通信に影響を与えているらしいことがみなさんか
らのメールで分かりました。いまも,ネットが使えない状態の方はいらっしゃるでし
ょうし,その方からのお声は当然,ここには届かないのですが。

苦情をかの発信者へ出すのは当然のことと思います。しかし,苦情を個人が出すこと
によってたくさんのメールが配達され,あちらのメールシステムに悪影響を与えるで
しょう。その人個人への影響ですめばいいのですが,ドメイン全体に影響が及ぶこと
も考えられます。もうすでに,苦情のメールが殺到して悪影響がでていることも考え
られます。

そこでどうすればいいかという名案はぼくにはありません。
どなたか,いい方法をおもちの方,おしえてください。

村田 武英 <- This is Japanese characters.
tmurataアットマークrtcmain.rtc.riken.go.jp
http://ac3.aimcom.co.jp/~tmurata/
理化学研究所 ジーンバンク室 DNA開発銀行
phone: 0298-36-3612, fax: 0298-36-9120


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Date: Sun, 25 Aug 1996 13:34:10 +0900
From: kzuchidaアットマークmd.tsukuba.ac.jp (Kazuhiko Uchida)
Subject: [Jfly] Re: pmacアットマーク

筑波大医学の内田です。

参考になるかどうかわかりませんが、以前我々の研究室の一人が、研究室のみんなに
とんでもなく大きなメールを送り、送られた方のメールが使えなくなり学内のLANに
大変な迷惑をかけたことがあります(不幸の手紙と呼ばれてしまいました)。

管理者に謝りがてら、相談したところ、今後は医学のサーバーでは何KB(MBではなか
ったと思いますが)以上のメールはrejectするような設定にしますとのことでした。
サーバー側で巨大なメールは自動的に拒否出来るようです。すくなくとも今回 pmacアットマーク
についてはこちらには届いていませんので効果はあったのではと考えてますが、いか
がでしょうか。

内田和彦
kzuchidaアットマークmd.tsukuba.ac.jp
筑波大学基礎医学系
つくば市天王台1-1-1
TEL:0298-53-3271/3272
FAX:0298-53-3271


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From: akomatsuアットマークresearch.twmc.ac.jp
Date: Tue, 27 Aug 1996 10:21:02 +0900
Subject: [Jfly] Re: pmacアットマーク

東京女子医大の小松です。

私の pmacアットマーク による被害は、以下の通り。
私の場合は古い Mac でハードディスクの容量も少なく、残容量がわずかになってい
たせいでディスクがすぐにフルになり、その上 "いかれた MacTCP が働いている" と
かいう Error message が出て途中で止まってしまいました。いっぺんには消すこと
もできず、1, 2, 4, 8, とすこしづつ増やしながら消していき、MacTCP を入れ替え
て、もう一度Eudora をたちあげたら、同じことがまた起こってしまい...。jfly を
受けている別の人にきている、伊藤啓さんたちの long long mail from pmacアットマーク とい
うメールを読んで原因が分かりましたので、結局 server に残っているメールを ser
ver 管理者に消してもらうことにしましたが、時間を大分無駄使いしました。

さて、筑波大医学の内田さんの解決策ですが:
>
>参考になるかどうかわかりませんが、以前我々の研究室の一人が、研究室のみんなに
>とんでもなく大きなメールを送り、送られた方のメールが使えなくなり学内のLANに
>大変な迷惑をかけたことがあります(不幸の手紙と呼ばれてしまいました)。
>
>管理者に謝りがてら、相談したところ、今後は医学のサーバーでは何KB(MBではなか
>ったと思いますが)以上のメールはrejectするような設定にしますとのことでした。
>サーバー側で巨大なメールは自動的に拒否出来るようです。すくなくとも今回 pmacアットマーク
>についてはこちらには届いていませんので効果はあったのではと考えてますが、いか
>がでしょうか。

この方法で困ることはないでしょうか?
というのはメールに画像などを添付書類で送りたいときに送れなくなってしまいます
。実際に臨床の方などで、患者さんの画像をやりとりして専門家の診断を仰いだりし
ている方もいらっしゃいます。
もっとも、うちの研究室で何+MB かの画像を勝手に送られてパンクしたことがある
そうですから、これも困ります。
結局マナーとして、馬鹿でかいメールは送る前に相手に了解を取って確認してからに
する、くらいにとどめておいたほうが、良いような気がします。

解決策の方はうまいものが見つかりませんが...。

小松明@東京女子医大


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Date: Fri, 6 Sep 1996 10:42:08 +0900
From: kzuchidaアットマークmd.tsukuba.ac.jp (Kazuhiko Uchida)
X-Sender: kzuchidaアットマーク130.158.153.2
Subject: [Jfly] Re: pmacアットマーク

筑波大医学の内田です。

東京女子医大の小松さんのメールサーバー側で大きなファイルの受信を制限すること
に関するご質問ですが、ファイルを送るのにメールを利用せず、FTPで送ればいいの
では無いでしょうか?とはいっても施設によっては、FTPサーバーが無いところもあ
りますし、外部からのアクセスを設定してないところもありますが。私たちも事実上
(管理上)医学のサーバーを通じて外部から画像などのファイルが受け取れない状態
になってます。そうするとメールに添付する方法しか無いのですが、これは明らかに
他の人に迷惑をかけます。私たちは今後研究上ファイルのやりとりが頻繁になる可能
性があるため、管理者に現在、相談しているところです。


ポイントは2つあります。

1 メールの添付書類で画像などの大きなファイルをおくることについて。これはい
けません。たとえ相手に了解を取っても、メールサーバーには何百人と登録されてい
てそれぞれにスペースが割り当てられてます。ハードディスクの容量は決まってます
ので、そこへ大きなファイルをおくられればメールサーバーがパンクします。メール
は日常の連絡に使う目的で利用し、ファイルを転送するために使わないという原則が
必要ではないでしょうか?

2 ではファイルはFTPで転送することになりますが、これは各施設の管理者と粘り
強く交渉し、外部からのアクセス可能なFTPサーバーを利用させてもらうか、各研究
室でサーバーをたてて各自で管理できるようにさせてもらうかいずれかの方法でしょ
う。いずれにしてもよく管理者と相談することが必要です。

我々のところは結構管理がきびしい(外部からのアクセスに関して)ので、特別かも
知れませんが、ご参考まで。

内田和彦
kzuchidaアットマークmd.tsukuba.ac.jp
筑波大学基礎医学系
つくば市天王台1-1-1
TEL:0298-53-3271/3272
FAX:0298-53-3271


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Date: Sat, 7 Sep 1996 15:45:41 +0900
From: mogamiアットマークbio.phys.s.u-tokyo.ac.jp (Kaname MOGAMI)
Subject: [Jfly] About a long Mail

東大堀田研の最上です。

(Jfly にはちょっとふさわしくない話題になるかも知れませんが。)

今回の pmac さんのメールの問題点は宛先がやたらに大きいことです。
Eudora を使用されている方にはトラブルにみまわれたようですが、我
々のところではそれ以前にメールサーバーがうんともすんとも言わなく
なりました。これは MailShare という簡易サーバーを非力な Mac で
運用しているためと思われます。ちゃんとした UNIX サーバーをお使い
のところではサーバーのトラブルは無かったようですね。

なお Eudora がこのようなメールを処理できないというのは MacOS の
制限らしく、おそらく pmac さんは苦情の嵐にみまわれたことでしょう。

これに関連して、小松さん、内田さんとの間で大きな画像ファイルなど
をやりとりする話題が出ましたが、確かに添付書類で送るよりは FTP
を使った方が確実で、速く、またサーバーの負担も少なくてすみます。
ただしメールは使えても、FTP サーバーは無理という方も多いのではな
いかと思います。

このような場合、もし IP 接続された Mac をお持ちでしたら FTPd を
走らせることによってその Mac を FTP サーバーにすることができます。
FTPd の使用法、入手先については
http://www.miyazaki-med.ac.jp/FTPd/FTPd01.html
に詳細かつ丁寧な説明があります。FTP サーバーにすると世界中からア
クセス可能になります。(安全には十分気をつけてください。)

また FTP サーバーは身近に有る必要はないので、自分の所のマシンを使
ってもよいという方がいらっしゃれば、利用させてもらうことも可能です。
送りたい人がいったんそこに送り、欲しい人がとりよせることになります。
セキュリティには問題あるかもしれませんので、承知の上で使うことにな
ります。提供してもよいという方はおられますか?ただし利用したいとい
う方が皆無でしたら意味ないのですが。

もがみ