Jfly ディスカッション


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謹賀新年 2002


Date: Thu, 3 Jan 2002 16:29:00 +0900
From: "ITO, Kei"
Subject: [Jfly] A Happy New Year

At 9:36 AM +0900 02.1.1, Shigeo Hayashi wrote:
> 明けましておめでとうございます。2002年第一号のメールです。

ううむ、六甲下ろしパワーにはまたも機先を制されたか・・・。

というわけで、明けましておめでとうございます。今年も Jfly を、皆さま
の議論の手段に、人脈作りに、仕事探しに、はたまた気晴らしの手段に、有
効にご利用いただければ幸いです。

Jfly 参加者も 400名を越え、うち外国滞在者が1割を数えています。昨夏
の集計ですが、
   教授 39 助教授 49 助手 62 ポスドク 91
   技官等 15  博士 71 修士  49 学部 13
と、幅広い層の参加をいただいています。


ここで1つ気がかりなことがあります。それは Jfly メンバーの実質的な
「高齢化」ということです。ディスカッション・アーカイブの95年や96年
ごろのを見ていただけると分かりますが、活発に投稿いただいている「常連
さん」のメンツは、この7年あんまり変わっていません。言いかえれば、7
歳も高齢化してしまった、ということです。上記のように、数のうえでは多
数を占めるポスドク・博士あたりの人は、ときどき投稿して下さる方はいらっ
しゃるものの、投稿者の主体になるには至っていません。このままでは、
Jfly はうるさいオヤジのお説教と昔話ばかりの場になってしまいます(笑)。

外国から戻ったばかりのペェペェのポスドクが、研究室のコンピューターの
空き容量を勝手に借用して始めた Jfly に、「若僧が変なおもちゃを作った
な。」という感じで参加された皆さんと、ハエの世界に足を踏み入れたとき
から既に Jfly が確立したメディアとして存在し、「先生」や「ボス」たち
が議論しているのを横で見ているような感じになってしまっている皆さんと
では、自分が投稿するときの緊張の度合い(というのかな?敷居の高さとい
うか?)がだいぶ違うかも知れません。しかしサイエンスでは、老若の差は
経験の差だけであって、視点や問題意識の新鮮さや、新しい技術を机上の知
識でなく自分のものとして使いこなしているという点では、私ら「年寄り」
は35歳以下、とくに30歳以下の人には、やはりかなわないと思います。こ
れらの皆さんに、臆せずにもっといろいろ、自分の考えやノウハウ、素朴な
疑問、ちょっとした問題意識などを気軽に投稿していただけると、とても嬉
しいです。

なお、本メッセージは、東宝女優をライバル視する無名な某所長をはじめと
する「昭和世代」の皆さんの投稿を、遠慮させるような趣旨のものではあり
ません。テロメアの端のチビリぐあいに関わらず、今後とも活発な投稿をお
願いいたします。

いとうκ