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第6回ショウジョウバエ研究会のお知らせ


Date: Fri, 14 Feb 2003 00:27:49 +0900
From: "KOJIMA, tetsuya"
Subject: [Jfly] 第6回ショウジョウバエ研究会のお知らせ

第6回ショウジョウバエ研究会のお知らせ

 今年は、隔年におこなわれてきたショウジョウバエ研究会の開催年です。今回の
ショウジョウバエ研究会は、7月29日より2日間、東京・駒場の駒場エミナースで
行なわれます。時間的には前回よりは半日ほど短いのですが、その代わり研究会の終
了直後から同じ会場で、日本、韓国を含む外国人研究者による多数の講演からなる第
2回日韓シンポジウムが2日間開催されます(詳細なプログラムは現在検討中)。両
者の開催者は異なり、その意味で全く異なる会議です。しかし、第2回日韓シンポジ
ウムの講演は、ショウジョウバエ研究会にご出席いただく多くの方にも関心が有るも
のと期待され、ショウジョウバエ研究会主催者としては、皆様が両者をほぼ一体のも
のとしてご理解され、いずれにもご参加頂けることを切に希望しております。尚、相
補的な措置として、第2回日韓シンポジウム出席者にも、できるだけショウジョウバ
エ研究会(ポスター展示)にも参加できるような工夫をしたいと思っております。

 今回の研究会の大きな特徴は、若手の研究者・学生による口演を最大限に行う点に
あります。口演者は、口演希望者だけでなく、ポスター発表希望者の中からも何名か
を選択させていただき、総計30名程度を予定しております。口演は、発表言語を知
らない研究者にもある程度理解できるように、英語の短い説明をつけた投射画面の使
用をお願いします。(ポスター発表も同様の配慮をお願いします。)発表言語に関し
ては、特に制約を設けませんが、前もって使用言語の登録をお願いします。

 昨年来、ショウジョウバエ研究会の英語化の是非がJfly上で議論されてきました。
今回の措置は、多少ともそれと関連したものですが、単純な”英語化”ではなく、”
国際語化”という点が大きな特徴で、そのような中で、英語も日本語も韓国・朝鮮語
も中国語も一つの国際語として、演者のそれぞれの言語に対する思いを認めて、自由
競争させてみようとする試みです。非常に言語的に不自由な会議になるかもしれませ
んが、本来国際化というのは、そのようなことなのかもしれません。宜しくお願いい
たします。

* 第6回日本ショウジョウバエ研究会準備委員会

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尚、詳細については、近々ホームページでお知らせいたします。
ホームページの準備できましたら、またお知らせいたしますので、もうしばらくお待
ちください。


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Date: Sat, 22 Feb 2003 14:52:53 +0900
From: TSUJIMURA Hidenobu
Subject: [Jfly] 第6回ショウジョウバエ研究会のお知らせ

小嶋 徹也 さま

 ショウジョウバエ研究会の案内ありがとうございました。
 発表の形式の件ですが、前回の研究会の議論のとおり今回は口頭発表を増加さ
れるとのことで期待しているところです。

 発表形式のことで、検討していただきたいことがあってメールを差し上げまし
た。口頭発表される人は必ずポスターでも発表するというようにしていただけな
いでしょうか。

 口頭発表には、一度に多くの人に発表内容を知らせることができるという利点
があり、また、発表者を人として認識しやすいという人間的な側面もあります。
しかし、また、発表内容が発表時に一時的に流れていくだけで、すぐ消えてしま
うので、内容を詳細に理解・検討したり、写真をじっくりみたり、不案内の分野
の勉強をしたりするには不便です。この点、ポスター発表の場合は聴衆は限られ
ますが、じっくりとデータを見たり、勉強したりすることができます。口頭発表
とはことなり、ポスターは印刷物ですので、発表内容を検討・吟味することが可
能となります。

 したがって、一定のレベルに達しているものや一般的関心の広いものについて
は口頭発表にするというのは結構なことですが、そのために、それらの研究発表
がポスター発表のもつ優れた特徴からはずれされてしまうというのでは残念なこ
とです。そのような研究であればなおさら、ポスターでも発表していただけれ
ば、発表効果が上がると思います。

よろしくご検討下さい。

農工大  辻村秀信