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バイオベンチャー企業からのご案内


なお、このメールは2003年4月1日のエープリルフールです。

Date: Tue, 1 Apr 2003 20:52:19 +0900
From: "ITO, Kei"
Subject: [Jfly] バイオベンチャー企業からのご案内

新興のバイオベンチャー企業 Attach X 社からの設立案内が来ました
ので転送いたします。  いとうκ

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1:Attach X 社 のご紹介

Attach X (アタッチ・エックス)社は2002年に設立された新進のバ
イオベンチャー企業です。科学研究によってもたらされた学問的成果
は、単に人類の知的好奇心を満足させるだけでよいものではなく、人
類や現代社会が直面している様々な現実的問題に解決策を掲示し、状
況の改善に役立てていくべきものであります。また同時に、国民の多
大な税金を投入して得られた研究成果を利潤を生みうる産業的活動に
結びつけてゆくことで、明日の日本の経済的成長に貢献するという現
実的要請から、基礎科学の成果を現実社会に還元するベンチャー企業
の活躍に政府・財界の期待も高まっています。バイオベンチャー企業
Attach X 社は、このような社会情勢をふまえ、分子遺伝学の最新の
成果を国民に還元するために設立されました。

社会の様々な分野で、能力的には大きな差がないはずにもかかわらず、
様々な経緯や理由から、その職を得る機会が男性と女性で大きく異なっ
てしまっている情況が見受けられます。このような情況を打開して、
男女が性別を問わず持てる能力を自由に発揮できるようにする男女共
同参画の動きが、近年ゆっくりとではありますが着実に進行していま
す。この結果従来は男性の職場だと当然のように思われていたような
仕事にも、女性の姿を見かけることがかなり多くなりました。たとえ
ば長いあいだ男性中心の職業であった仮面ライダーにおいても、昨年
からは女性も職場に進出するようになり、今年からは本格的な参入が
期待されています(註1)。

さて、このような男女共同参画の流れの中で早急な対応を迫られてい
職業の1つが、大学・研究機関における教官や研究職です。たとえば
東京大学では、2001年現在学部学生のうち女性は17.5%、大学院で
は学部より高く修士課程で 23.8%、博士課程在籍者で 28.3% にもの
ぼります。しかし教官レベルになると、

  助手 12.7%、講師 10.8%、助教授 4.9%、教授 3.1%

と比率は階層を上るにつれて低くなり、実質的に男性の職場と化して
しまっています。国立大学全体でも、2000 年度において、

  助手 13.6%、講師 12.8%、助教授 8.7%、教授 4.6%

と東大よりわずかに高い程度であり、学生における男女の比率とは大
きな格差があります。他国と比較しても、

  アメリカ:助教授43.1%、准教授30.0%、教授13.8%
  イギリス:助教授33.3%、准教授18.4%、教授 8.5%
  ドイツ :助教授23.8%、准教授11.3%、教授 5.9%

と、日本の比率の低さが際だちます。(註2)

このような状況は生物系の研究所でも同じです。理研発生再生科学総
合研究センターでは独立研究者のうち女性は5%、基礎生物学研究所
では女性の助教授・教授はゼロとなっています。女性登用に意を用い
ているとされる遺伝学研究所では、教授・助教授のうち女性が15%
と非常に高い数字を示していますが、それでも大学院生の女性比率と
は、まだギャップがあります。

この問題を解決するため、教官のうち女性の比率を30%にまで高める
という具体的な数値目標が、最近文部科学省の懇談会によって示され
ました。
http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20030131/20030131a4650.html

しかしこの実現は容易ではありません。あるレベルのポストの女性比
率を3割に高めるには、そのポストの候補になるような1レベル下の
レベルのポストに、3割程度の女性研究者の候補がいることが必要で
す。しかし現状では、大学院生では3割もいた女性も、助手を越える
レベルで既に大幅に減ってしまっています。強制的に一定の割合で女
性を採用する「割り当て制」の導入も提唱されていますが、この方式
を導入した場合、競合する男性より評価の劣る女性を、女性だからと
いう理由だけで優先的に選ぶケースも生じてきます。このような理由
での採用では選ぶ側も選ばれる側も抵抗が強いという意見はいくつか
の調査で示されており、事実上、女性の積極的登用は、「同程度の評
価で競合する男女の候補者がいた場合、女性候補をなるべく優先する」
という程度に留まってしまう可能性が高いと考えられます。

このように考えると、仮に今すぐ、女性を二軍扱いするような意識の
変革が人事関係者に完全に浸透し、育児等の支援体制が完璧に充実し、
ハンディキャップが完全になくなったとしても、各レベルのポストに
置ける女性比率はその1レベル下のポストの女性比率の増加を反映し
て徐々にしか進行せず、最高レベルの教授クラスの女性比率が研究者
総人口の中の男女比率を反映するようになるには、現在の大学院修了
者が教授就任年齢に達するまで、すなわち向こう20年という長い年月
が必要であるという冷徹な状況が待っています。


Attach X 社は、分子遺伝学の技術を利用して、このような状況を早
期に是正し、以下の方法で10年以内に教授・学部長・所長クラスに
おいても女性の比率を30%まで高めることを目標にしています。

まず Attach X 社では、改変センダイウィルスに合成染色体を組み込
み、疑似細胞融合によって生体の体細胞へ X 染色体を追加導入する系
を確立します。これによって、X 染色体を1本しか持たない個体に、2
本めの X 染色体を追加します。この状態では X 染色体の遺伝子産物が
2倍量になってしまうため、酵母の組み替え誘導因子をクロマチン不
活化因子と組み合わせ、生来の X 染色体と導入した X 染色体の一方を
ランダムに不可化させます。さらに、Y 染色体に存在する SRY を初め
とする約20個の遺伝子の発現をブロックするため、これらの遺伝子の
二本鎖型 RNAi を発現する組み替え DNA を同時に個体に導入します。
これによって、X 染色体を2本持ち、Y 染色体の遺伝子が機能を失った、
完全な女性型細胞を、男性の成体をベースに作成できるわけです。こう
してゲノムレベルでの個体の性転換が実現します。

Attach X 社では、遺伝子導入技術の開発と性決定因子の研究が進んで
いるショウジョウバエとマウスを用いて、まず最初にこの技術の確立を
目指します。ついで大学・研究所等の教官の約3割に依頼し、Attach X
処理を受けていただきます。これによってこれらの方々は、それまでの
業績・能力・ポストはそのままに、女性教官として活躍することが可能
になり、女性比率30%を一気に実現することができます。

2:人材募集

このような夢にあふれたプロジェクトのために、Attach X 社では以下の
スタッフを募集しております。ふるってご応募下さい。

 A:秘書
   25歳までの容姿端麗な男性。原則として結婚したら退職していた
   だきます。

 B:研究スタッフ
   博士・修士学位取得者。年齢・性別不問。マウスおよびショウジョ
   ウバエを用いた attach X 法の開発に取り組んでいただきます。
   ショウジョウバエ attached X の取り扱い経験者を優遇します。

 C:被験者
   40歳以上の男性。教授、学部長、所長、学長など、なるべく高位
   のポストに在職中または近日就任予定の方。定年や任期満了までの
   残された期間、第二の人生を楽しんでみませんか?
   ※ なお、現時点で髪を伸ばしている必要はありません。

3:これまで寄せられたご批判についてのお答え

Attach X 社の設立以来、いくつかのご批判やお問い合わせをいただい
ております。以下にそれに対する当社の見解を、簡単にご紹介いたしま
す。

まず、このような方法で女性比率の増加を実現して問題の解決になるの
かというご批判ですが、その点に関しては全く問題はありません。行政
のスリム化のため公務員数の削減が課題になったとき、国立大学・研究
所を独立行政法人化することで職員を公務員の数から除外し、それによっ
て数値的な削減目標を達成したという前例があります。現状の本質的な
変革なしに分類の割り当ての変更で数値目標を達成するという点では、
Attach X 法による女性教官の増加で、問題は十分解決できたといえます。

また別の批判として、操作が複雑で、倫理的問題もはらみかねない成体
への遺伝子操作をせずとも、美容形成手術等で性転換を行なえばいいで
はないかという意見もあります。しかしこのような方法では、genotype
は男性なのに phenotype は女性という矛盾が生じてしまいます。学問
的整合性を重んじる生物系の諸学科では、このような遺伝学の原則に反
した形での問題解決には、根強い抵抗が考えられます。セントラルドグ
マに即したゲノムレベルでの性転換を行なう Attach X 法では、このよ
うな心理的抵抗も克服することができます。

中長期的な視野で考えた Attach X 社の将来への不安材料として、「性
転換で女性教官を増やす」という必要自体が20年程度の後には消滅して
しまうのではないかという声があります。確かにその通りで、男女共同
参画の地道な努力がもし本当に徹底し、実現されるのならば、20年後に
は Attach X 社の存在意義はなくなります。しかしこのようなバラ色の
未来像を、安易に信じることはできません。無意識のレベルに染みつい
た長年の男女の役割分担の意識は、簡単には変わらないからです。最近
多くの学会で託児施設が設けられるようになり、子連れで学会に参加す
る人がふえてきました。しかし託児施設の利用者は圧倒的に女性が多く、
子連れで学会に参加する男性研究者はあまり見かけません。共働きの夫
婦なら、母親が忙しければ父親が子連れで学会に来てもいっこうに構わ
ないはずですが、子供の面倒は当然女性がみるはずだという意識がどう
しても強いのが実情です。このような意識の捉え直しのレベルを含め、
皆がよほど真剣に考えてゆかない限り、残念ながら 20 年後にも、
Attach X 社の必要性はまだまだ残っている可能性が高いのではないで
しょうか?


註1:昨年公開の劇場映画版「仮面ライダー龍騎」では、13人のライ
   ダーのうちの1人(仮面ライダーファム)が初の女性ライダー
   として登場しました。また、今年放映中のTVシリーズ「仮面
   ライダーファイズ」では、男性主人公に続き女性主人公園田真
   理も、近日放送分あたりからライダーに変身する設定です。
   なお余談ですが、昨年仮面ライダーファム役を演じたタレント
   加藤夏希は、4月からNHK英語会話の生徒役も出演します。
   同じく昨年「忍風戦隊ハリケンジャー」のハリケンブルーを演
   じた長澤奈央はスペイン語会話に出演。特撮番組ヒロイン→語
   学番組の生徒、というキャリアの流れが確立しつつあります。
   さらに余談ですが、中年オヤジの講師プラス若い女性の生徒と
   いう30年来変わらないNHK語学番組の設定は、この時節なの
   になんとかならないのでしょうか。中年おばさんの講師にイケ
   メン青年の生徒という組み合わせも、視聴率取れると思うので
   すが。
   なお、男女共同参画を古くから実現している特撮番組としては、
   男女の主人公北斗星司と南夕子が協力して変身する「ウルトラ
   マンタロウ」が知られています。

註2:ただしアメリカにおいても教授レベルの女性比率は助教授レベ
   ルの1/3に過ぎず、実は日本における講師と教授の女性比率
   の差と変わりありません。この傾向はイギリスやドイツでも同
   じです。上のレベルのポストは閉ざされておらず見えてはいる
   けれど実際にはたどり着けないという「ガラスの天井」問題
   は、全体的な女性比率の高低に関わらず厳として存在します。


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Date: Tue, 1 Apr 2003 13:08:27 +0100
Subject: [Jfly] Re: [Jfly] バイオベンチャー企業からのご案内
From: Masataka Okabe

   なお、男女共同参画を古くから実現している特撮番組としては、
   男女の主人公北斗星司と南夕子が協力して変身する「ウルトラ
   マンタロウ」が知られています。

ウルトラマンエースではなかろうか。。。

岡部@こんなのしかレスしない


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Date: Tue, 1 Apr 2003 22:08:07 +0900
From: "Murata, T (RIKEN BRC)"
Subject: [Jfly] Re: バイオベンチャー企業からのご案内

ゴレンジャーから始まり、27代目まで続くスーパー戦隊シリーズの方が説得力あるん とちがいますか?
古いのはどっちだろう?

むらた


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Date: Tue, 1 Apr 2003 22:51:35 +0900
From: "ITO, Kei"
Subject: [Jfly] Re: バイオベンチャー企業からのご案内

スーパー戦隊シリーズは、初代ゴレンジャー以来男性4人と紅一点
という組み合わせが基本でしたが、さとう珠緒が出ていた10年ほど
前の「超力戦隊オーレンジャー」の前後で、雇用機会均等法を反映
してか女性が2人となり、比率が4割まで高まりました。しかしそ
の後再び、女性1人に戻ってしまっています。さらに近年のガオレ
ンジャーやハリケンジャーでは、戦隊メンバーが6人に増えたにも
関わらず女性は1人のままで、女性比率はさらに低下し、男女共同
参画の流れに逆行しています。そのため例として取り上げませんで
した。

いとうκ


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From: "Yoshihara motojiro"
Subject: [Jfly] Re: [Jfly] バイオベンチャー企業からのご案内
Date: Tue, 01 Apr 2003 09:09:27 -0500
[4E5AA8D0:01C2F858]
   なお、男女共同参画を古くから実現している特撮番組としては、
   男女の主人公北斗星司と南夕子が協力して変身する「ウルトラ
   マンタロウ」が知られています。

Hey Kei!

You should bear in mind that Yuko has returned to the moon in the middle of the program, "Ultraman A", maybe due to reconstruction. It might be against equal opportunity... Moto


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Date: Tue, 1 Apr 2003 23:38:04 +0900
From: "Murata, T (RIKEN BRC)"
Subject: [Jfly] Re: バイオベンチャー企業からのご案内

> ゴレンジャーから始まり、27代目まで続くスーパー戦隊シリーズの
> 方が説得力あるんとちがいますか?
> 古いのはどっちだろう?

自己レス:
女性雇用率20%(5人中1人)。ガオレンジャー、ハリケンジャーにいたっては16.7%ま で落ち込んでいました。
It also against equal opportunity.
むらた


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Date: Tue, 1 Apr 2003 23:46:05 +0900
From: Yuji Kageyama
Subject: [Jfly] バイオベンチャー企業からのご案内

>まず Attach X 社では、改変センダイウィルスに合成染色体を組み込
>み、疑似細胞融合によって生体の体細胞へ X 染色体を追加導入する系
>を確立します。これによって、X 染色体を1本しか持たない個体に、2
>本めの X 染色体を追加します。

そうするとモザイク個体が作出されるはずですが、その場合どのような
基準をもって雌雄を(実験の性比、じゃなくて正否を)判定するのでしょ
うか? 

やっぱり○○○かな...

かげやま@奈良%さて、あなたは○○○に何を入れましたか?


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Date: Tue, 1 Apr 2003 23:49:13 +0900
From: "Murata, T (RIKEN BRC)"
Subject: [Jfly] Re: バイオベンチャー企業からのご案内

いとうさん
「スーパー戦隊シリーズ」を例として取り上げなかったのはバイオベンチャー企業で は?
むらた(あげあしとり)


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Delivered-From: "Fliegen Konig"
Subject: [Jfly] バイオベンチャー企業からのご案内
Date: Wed, 2 Apr 2003 02:03:20 +0900

親愛なる顧客の皆様方、

 Gynandgen社からの重要なお知らせでございます。先日来某Attach X 社による表面
的女性化工作の宣伝行為が行われておりますがここにその欺瞞を暴き、皆様方の貴重
な投資資金と大事なY染色体を守っていただくためのご提案をさせていただきます。

 まずAttach X 社の疑似細胞融合法による雄性化には大きな欠陥があります。改変
センダイウィルスによる合成染色体の導入効率は低く個体中のすべての細胞に導入さ
れる事は決してありません。改変センダイウィルスにより処理された体細胞で雌性化
するものは全体の約30%にしかすぎないのです。
 では30%の細胞が雌性化したヒト個体は女性になれるでしょうか?断じて否、で
あります。この真理はすでに当社の特別顧問でありなおかつ国立蠅遺伝学研究所長を
務めておられる堀田凱木先生により30年前に明確に示されております。
Proc Natl Acad Sci U S A 19701156-63
Genetic dissection of the Drosophila nervous system by means of mosaics.
Hotta Y, Benzer S.

 この論文では雌雄の細胞が50%ずつ混在した個体であっても女性と振る舞うには
特定の中枢のFocusを正確に雌性化細胞が覆わなくてはないことが報告されていま
す。しかしながら改変センダイウィルスは体表面に選択的に感染し、中枢に雌性化細
胞が出現することはまれであります。従って外見上は女性化してもその行動と本質は
男性のままという結果を招きます。このような存在は羊の皮をかぶったオオカミとい
うべき極めて危険きわまりないものであり、間違ってもこのような人物が教授職を独
占するような事態は断固避けなくてはなりません。

 もう一つの問題が下記の論文で指摘されております。
Proc Natl Acad Sci U S A 1976 4154-8
Courtship in Drosophila mosaics: sex-specific foci for sequential action
patterns.
Hotta Y, Benzer S.
PMID: 825859

ここでは雄としての求愛行動とそれに続く交尾行動が雄的になるためのFocusが異な
る事が報告されております。仮に改変センダイウィルスが求愛行動のfocusに感染し
て雌化に成功したとしてもその後の交尾行動の段階で突如雄的になるという不道徳か
つ厄介な結果を生じます。教授たる身にこのような二律背反が生ずれば研究・教育に
専念する事が困難となり、教授職の女性比率向上の目標に逆行してしまいます。

 これらの問題故にAttach X 社のメソッドは健全な女性化推進には無力であること
が明白であります。Attach X 社の犯した致命的な誤りは体細胞の30%を雌化する
ことと女性比率を30%にすることを同一視したところに原因があります。

 そこでウイルス感染法の欠陥を解決すべく当社の開発したレーザー標的雌化法
(laser assisted feminization =LAF)を紹介いたします。この方法には当社が保持し
ている配列特異的レーザー共鳴法の技術を用います。簡単に申しますとレーザーをパ
ルス照射して塩基配列特異的にエネルギー吸収を起こさせる方法でゲノムの塩基配列
さえわかればたちどころにその遺伝子を破壊してみせるというものです。レーザー照
射によって雌化のfocusを選択的にねらってY染色体状の雄化遺伝子座を破壊する事
により雌化を安全かつ確実に誘導するものでありまして、ランダムに感染するという
ウイルス感染法に対して選択性が遙かに高く、まさにゲノム時代の先端技術でありま
す。LAF法を試してみたいとお考えの皆様は後ほど御案内する要項に従って当社ホー
ムページを通じてお申し込みください。

GynandgenCo.
Product Manager
Fliegen Konig
http://www.flyking.com