松崎ラボで、研究員（ポストドクレベル）を募集します。
私の研究室は、来年４月、東北大学加齢研から、神戸に設立された発生・再生科学総合研究センター（CDB)に移転します。CDBは2000年4月に設立された理化学研究所の新しい研究センターで（http://www.cdb.riken.go.jp/）、発生再生現象について独創的な研究を展開し、同時に、医療に貢献する基礎的研究を推進することによって、新しい発生再生科学を打ち立てることをめざしています。２００２年３月の研究棟の完成をもって、全研究チームが神戸ポートアイランドの研究センターに集結しますが、それに先だち、来年４月から私のグループに加わる研究員を募集します。
研究内容： ショウジョウバエを実験系とした神経発生の研究。神経幹細胞から多様な神経細胞が生じ、神経ネットワークに組織化される過程をモデルとして、多細胞体制の構築原理を探求します。詳細はhttp://www.cdb.riken.go.jp/を参照してください（ただし現在、改訂中）。
応募資格： 大学院博士課程修了、あるいは、修了見込みで、ショウジョウバエの研究経験のある方。ポストドクレベルの若い研究者を優先します。
契約・待遇： 年俸制の理研研究員。1年毎の契約で更新します（最大５年まで更新可能とします）。
勤務地： 神戸ポートアイランド 発生・再生科学総合研究センター
応募期間：１０月３１日までに私宛に連絡をください。
問い合わせ先： 松崎文雄 東北大学・加齢医学研究所・神経機能情報研究分野 〒980-8575 仙台市青葉区星陵町４ー１
email:fumio@idac.tohoku.ac.jp
Phone: 022-717-8562 Fax: 022-717-856７
参考文献：
原著論文
1) Ohshiro, T., Yagami, Y., Zhang, C., and Matsuzaki, F. (2000) Role of tumor
suppresser proteins in Drosophila neuroblast divisions. Nature 408, 593-596.
2) Ikeshima-Kataoka, H., Skeath, J.B., Nabeshima, Y., Doe C. Q., and Matsuzaki,
F. (1997) Miranda directs Prospero to a daughter cell during Drosophila asymmetric
divisions. Nature 390, 625-629.
3) Hirata, J, Nakagoshi, H, Nabeshima, Y., and Matsuzaki, F. (1995) Asymmetric
segregation of the homeodomain protein Prospero during Drosophila development.
Nature, 377, 627-603.
総説
1) Matsuzaki, F. (2000) Asymmetric division of Drosophila neural stem cells:
a basis for neural diversity. Curr. Opin. Neurobiol. 10, 38-44.
2) 松崎文雄：神経幹細胞の細胞極性と非対称分裂：運命決定のメカニズム．実験医学 17, No. 16, 増刊：脳・神経科学の最先端, 2066-2073
(1999).
3) 松崎文雄：神経細胞の運命決定機構-細胞極性の制御と非対称分裂．Molecular Medicine 37巻、臨時増刊：ゲノム時代の脳神経医学, 196-203
(2000).--
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松崎文雄
東北大学・加齢医学研究所・神経機能情報研究分野
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町４ー１
理研発生再生科学総合研究センター
非対称細胞分裂研究グループ
http://www.cdb.riken.go.jp/
e-mail:fumio@idac.tohoku.ac.jp
Phone: 022-717-8562
Fax: 022-717-856７
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