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唾腺 in situ のシグナルが弱いときの対策2


Date: Wed, 11 Oct 95 16:06:28 JST
From: f940411mアットマークsunspot.eds.ecip.nagoya-u.ac.jp (Minoru Tateno)

 名古屋大学の西田研の院生で館野実と申します。P elementをプローブに用いたchr
omosome in situ hybridizationを試みていますがうまくいきません。可能性として
、現在までに得られているデータから、ヘテロクロマチンにP elementが挿入してい
ることが考えられます。
 どなたかこのような状況に対する解決法をご存じないでしょうか?



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From: tuemuraアットマークtake.biophys.kyoto-u.ac.jp
Date: Wed, 11 Oct 1995 19:29:01 +0900

京都大の上村です。

私も chromosome in situ については皆さんのアドバイスを頂きました。
簡単で結構ですので次の点を教えて頂けませんか。何かコメントを申し上げれるかも
しれません。

Q1. P element とは natural の P element ですか?
Q2. probe の作製は DIG ですか、Biotin ですか? Nick ですか Random ですか?
Q3. ヘテロクロマチンに挿入していると考えられる理由を教えてください。
Q4. その系統の成虫または胚の genomic DNA に対して、P element probe でサザン
   はされてますか? 胚の genomic DNA に比べ、成虫のゲノムではシグナルが
   弱いなどということがありますか?(これは以前西田先生から頂いたコメント
   です。)