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Propidium Iodide (PI) の染め方
Date: Thu, 1 Aug 1996 12:32:10 +0000
From: ku1アットマークmrc-lmb.cam.ac.uk (Kazuya USUI)
Subject: [Jfly] Propidium Iodide
Jflyの皆様、はじめまして。MRCでpost-docをしている碓井と申します。
Confocal microscopy下で蛍光標識したDNAを観察するために、Propidium Iodide (PI
)を使おうと考えています。どなたか、Propidium Iodideのstock solutionの作り方
および使い方をご存じでしたら、お教えください。
碓井 和也
Kazuya USUI
Laboratory of Molecular Biology
Medical Research Council
Hills Road, Cambridge, CB2 2QH
England
E-mail: ku1アットマークmrc-lmb.cam.ac.uk
Tel:+44 1223 402282
Fax:+44 1223 412142
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Date: Fri, 2 Aug 1996 13:57:21 +0900
From: shayashiアットマークlab.nig.ac.jp (Shigeo Hayashi)
Subject: [Jfly] Propidium Iodide
碓井 和也様
わたしのメモからの記述です。
propidium iodide
プロピジウム アイオダイド FW668.4 Sigma P-4170 (4C 保存)
ストック溶液は〜10mg/mlをEtOHに溶かす。
1μg/ml をTBSTE(TBS+0.2% BSA .1% Tween20, 1mM EDTA: PBT でも同じだと
思いますが)に薄めてembryoに使用。green filter(FITC用)で観察。
5μg/ml の時はbluefilterにかぶる。
胚の場合RNase処理は核の染色が消えて細胞質が強くなるので不可。
PIは不安定。どれだけ持つかは不明。古いものはバックが高くなる傾向があった。
5.17.95
larval filletを染色。4%pfa/PBSで固定してTBSTEで洗った試料を, 1μg/ml P
I, 1μg/ml DAPI, 10μg/ml RNaseA をTBSTE希釈したもので30分ほど処理
すると良好な核のシグナルが得られる。RNase処理無しだと細胞質のシグナルが強す
ぎてダメであった。
お役に立つと良いですが。
林 茂生
国立遺伝学研究所
遺伝実験生物保存研究センター
無脊椎動物保存研究室
〒411三島市谷田1111
電話 0559-81-6823
ファックス 0559-81-6825
電子メール shayashiアットマークlab.nig.ac.jp
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Date: Fri, 2 Aug 1996 10:19:58 +0000
From: ku1アットマークmrc-lmb.cam.ac.uk (Kazuya USUI)
Subject: [Jfly] Propidium Iodide
林 茂生様
PIについての貴重な情報を有難うございました。私は、confocalを使い始めて、間も
ないので、これからも、いろいろとご指導をお願いします。
碓井 和也
Kazuya USUI
Laboratory of Molecular Biology
Medical Research Council
Hills Road, Cambridge, CB2 2QH
England
E-mail: ku1アットマークmrc-lmb.cam.ac.uk
Tel:+44 1223 402282
Fax:+44 1223 412142