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蛍光抗体の対染色としての核染色


Date: Sat, 17 Apr 1999 14:51:11 +0900
From: Yoshiki Takamatsu
Subject: [Jfly] 蛍光抗体の対染色としての核染色

東京都神経研の高松です。お世話になっております。

成虫脳をホールマウントで蛍光抗体染色後、Propidium Iodide (PI) で核の対染色を
試みたいのですがPIでの核染色の方法についてご経験のある方、プロトコルをご存
知の方がいらっしゃいましたらお知らせいただけますでしょうか。蛍光抗体の対染
色に使える核染色であればPIに限らず他の染色液の方法でもかまいません。
よろしくお願いいたします。

高松芳樹
 〒183−8526
 東京都府中市武蔵台2−6
 東京都神経科学総合研究所
 神経細胞生物学研究部門
 電話 (042)325−3881
      内線4521,4503
 FAX (042)321−8678                     
         
 


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Date: Sat, 17 Apr 1999 15:55:54 +0900
From: Shigeo Hayashi
Subject: [Jfly] 蛍光抗体の対染色としての核染色

林です
以下のメモを参考にしてください。

5.17.95
larval filletを染色。4%pfa/PBSで固定してEWで洗った試料を, 1μg/ml PI, 1μg
/ml DAPI, 10μg/ml RNaseA をTBSTE希釈したもので30分ほど処理すると良
好な核のシグナルが得られる。RNase処理無しだと細胞質のシグナルが強すぎてダメ
であった。

ストック溶液は〜10mg/mlをEtOHに溶かす。
TBSTE=10mM Tris Ph 7.5, 150mM NaCl, 2% BSA, 0.1% Triton X100, 1mM EDTA
これはPBS+Tritonでもokだと思う。

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Date: Sat, 17 Apr 1999 18:48:13 +0900
From: Yoshiki Takamatsu
Subject: [Jfly] [Jfly] 蛍光抗体の対染色としての核染色


林先生、お返事ありがとうございます。教えていただいたメモと、また、
Development 118, 105-115 も参考にさせていただいてやってみます。

高松芳樹
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