Jfly ディスカッション


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ホールマウント用キャピラリー


Date: Mon, 31 Jul 2000 09:28:47 +0900 (JST)
From: tsujmrアットマークcc.tuat.ac.jp (Hidenobu Tsujimura)
Subject: [Jfly] ホールマウント用キャピラリー

Jflyの皆様:

 Jflyのプロトコール集にある伊藤啓さんの紹介しておられるホール
マウント用ガラスキャピラリーの購入の件での質問とご相談です。

 脳あるいは胚の組織染色標本をホールマウントでキャピラリーの中に
包埋して角度を自由に変えながら観察する方法ですが、このキャピラリー
はドイツのヒルゲンべルク社の製品です。これを購入しようとして、
日本の代理店トーホー(株)に問い合わせたところ、内径0.20-0.32,
外径0.25-0.40のすべての製品について100本6万3千円、1000本
8万円程度であるとのことでした。値段があまりにも高くて私の研究室
の予算規模では購入が困難です。ちなみに、プロトコール集に紹介してある
価格は1000本2万円程度とのことでした。

 どなたか、同様の製品でもっと安価なものをご存じありませんか。

 または、この製品を共同で購入することに興味のある方はありませんか。
私は、成虫脳を包埋できる内径0.28mm,外径0.35mmを欲しいのですが、
4人で250本ずつ購入すれば2万円で手に入れることができます。

別の類似品をご存じの方、あるいは共同購入に興味のある方はご連絡下さい。

辻村秀信
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辻村秀信
183-8509 東京都府中市幸町3ー5ー8
東京農工大学農学部応用生物科学科
Tel 042-367-5626
Fax 042-367-5626
E-mail tsujmrアットマークcc.tuat.ac.jp
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Date: Mon, 31 Jul 2000 10:22:56 +0900
From: "ITO, Kei"
Subject: [Jfly] ホールマウント用キャピラリー

>  Jflyのプロトコール集にある伊藤啓さんの紹介しておられるホール
> マウント用ガラスキャピラリーの購入の件での質問とご相談です。

ども、です。

> はドイツのヒルゲンべルク社の製品です。これを購入しようとして、
> 日本の代理店トーホー(株)に問い合わせたところ、内径0.20-0.32,
> 外径0.25-0.40のすべての製品について100本6万3千円、1000本
> 8万円程度であるとのことでした。

ずいぶんあがりましたね。あれは事実上受注生産ですので、値段はどうしても
そういう感じになってしまうのかもしれません。(プロトコル集のは、8年前
の現地価格(ドイツマルク)の換算ですし。)

>  どなたか、同様の製品でもっと安価なものをご存じありませんか。

ただのガラスでなく、屈折率が油浸用オイルに比較的近い光学用ガラスで
ある必要があります。プロトコルで紹介したのは、borosilicate(ホウケ
イ酸)ガラスと言う材質のものです。ソーダガラスだと、強度や屈折率の
面でツライかも知れません。国産で良い会社があれば、便利だと思います
ので、情報、私も期待してます。

いとうκ


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Date: Mon, 7 Aug 2000 13:51:19 +0900
From: Akira Komatsu
Subject: [Jfly] ホールマウント用キャピラリー

東京女子医大の小松です。

> >  どなたか、同様の製品でもっと安価なものをご存じありませんか。
>
> ただのガラスでなく、屈折率が油浸用オイルに比較的近い光学用ガラスで
> ある必要があります。プロトコルで紹介したのは、borosilicate(ホウケ
> イ酸)ガラスと言う材質のものです。ソーダガラスだと、強度や屈折率の
> 面でツライかも知れません。国産で良い会社があれば、便利だと思います
> ので、情報、私も期待してます。

電気生理では、細胞内記録用等によくborosilicate(ホウケイ酸)ガラスを使います
。素材のガラス管(外径10mmくらいのもの)があれば、けっこういろんな電気生理
の研究室で細いガラス管を引くことができますし、ナリシゲ科学に頼んで引いてもら
うこともできるとおもいます。ただし、電気生理では屈折率を問題にすることはあり
ませんので、屈折率のあった素材のガラス管を手に入れる必要性があります。


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小松 明
東京女子医科大学・医学部・第一生理
郵便番号:162-8666
東京都新宿区河田町8−1
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