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ハエでの RFP (DsRed) の使い勝手
Date: Tue, 24 Apr 2001 01:05:01 -0700
From: Makoto Sato
Subject: [Jfly] RFP
JFlyの皆様、
佐藤純アットマークUCSFです。
最近RFPを用いたコンストラクトを考えているのですが、どなたか
ハエでRFPを使ったことのあるかたはおられますでしょうか?
蛍光の強度、褪色性などがどのくらいか(例えばGFPと比較して)
教えて頂けると助かります。
光るまでに時間がかかるというウワサを聞きました。私の場合は
ubiquitousなプロモーターの制御下で発現させて、discで観察する
のでその点は問題ないと思っているのですが・・。
佐藤 純
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Makoto Sato (Kornberg lab)
University of California, San Francisco,
Dept. of Biochemistry, Box0448
HSE 1570, 513 Parnassus,
San Francisco, CA 94143, USA
Phone: 415-476-4963
Fax: 415-476-3892
E-mail: makotosアットマークitsa.ucsf.edu
satoumaアットマークpo.jah.ne.jp
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From: yasukoアットマークns.tsukita.jst.go.jp
Date: Tue, 24 Apr 2001 18:24:02 +0900
Subject: [Jfly] RFP
月田プロジェクトの秋山康子です。
クローンテックのRFPをハエで発現させたことがあります。
蛍光はレーザーを使わなくても蛍光顕微鏡でも観察できましたが、GFPよりはやはり
暗いです。褪色に関しては特に早いという印象はありませんでした。
光るまでに時間がかかるというのは本当で(24時間以上)、ユビキチンプロモーター
でmaternalにRNAを供給しても光り出すのは幼虫になってからでした。discで見るの
でしたら大丈夫かも知れませんが。
あとRFPとGFPが異なる点は、RFPは4量体を作ることです。このため、細胞のマーカ
ーとして用いるには問題ないかも知れませんが、ある蛋白質のふるまいの観察にはむ
いていなさそうです。
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Date: Tue, 24 Apr 2001 18:19:46 -0700
From: Makoto Sato
Subject: [Jfly] RFP
秋山さん、
早速のお返事ありがとうございました。
私の場合は単に細胞のマーカーとして使うだけなのでなんとかなりそうですね。
ちょっと道のりの長いコンストラクションでうんざりしていたのですが、
やる気が出てきました。
佐藤 純
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Makoto Sato (Kornberg lab)
University of California, San Francisco,
Dept. of Biochemistry, Box0448
HSE 1570, 513 Parnassus,
San Francisco, CA 94143, USA
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E-mail: makotosアットマークitsa.ucsf.edu
satoumaアットマークpo.jah.ne.jp
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