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バイオリソース:成果収集のお願い
Date: Thu, 9 Sep 2004 17:08:06 +0900
From: "YAMAMOTO, Masa Toshi"
Subject: [Jfly] ナショナルバイオリソースプロジェクト( NBRP)第 6 回運営委員会議事録 (3783)
ショウジョウバエ・コミュニティーの皆様、
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)の第6回運営委員会の議事録
を公開しました。http://www.dgrc.kit.ac.jp/jp/fr13_nbr.html
ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)(http://www.nbrp.jp/ )は3年目を
迎えました。「ショウジョウバエ」リソースにおいては、ショウジョウバエ遺伝資源
センター(DGRC)を中心にストックの質・量の充実と、サービス面での向上にむけ
て、ショウジョウバエコミュニティへの支援を急速に展開・発展させるべく努力して
いるところです。この「ショウジョウバエ」プロジェクトの活動状況について、DGRC
ホームページ(http://www.DGRC.kit.ac.jp)を通じて資料等を公開しておりますので
是非ご覧ください。
NBRPは5年間の限定プロジェクトであり、昨年度よりすでに評価が始まっています。
運営委員会としては本プロジェクトの継続を望んでおり、9月4日に開催された第6
回運営委員会においても議論を行いました。「ショウジョウバエ」リソースの充実と
提供サービスが継続して行われるためには皆様の事業に対するご理解とご支援が不可
欠です。追って色々なお願いをすることになると思いますが、是非ご協力くださいま
すようお願いいたします。
NBRP・ショウジョウバエ 運営委員会委員
http://www.dgrc.kit.ac.jp/jp/nbr/member.html
山本雅敏(京都工芸繊維大学・ショウジョウバエ遺伝資源センター)
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Date: Thu, 09 Sep 2004 22:17:06 +0900
From: Tadashi Uemura
Subject: [Jfly] 成果収集へのご協力のお願い[重要] (3784)
ショウジョウバエ・コミュニティーの皆様へ、
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ショウジョウバエ」運営委員会からのお願
い
日頃よりナショナルバイオリソースプロジェクト「ショウジョウバエ」に厚い御支援
を賜り、誠にありがとうございます。
さて、平成14年度に始まりましたナショナルバイオリソースプロジェクト (NBRP)
も5年の期限の半ばを迎えました。9月4日(土)に第6回のNBRP「ショウジョウバ
エ」運営委員会が開催され、その議題の一つとして、文科省ナショナルバイオリソー
スプロジェクト評価委員会の中間評価に基づき将来計画について議論いたしました。
議事録については、京都工芸繊維大学ショウジョウバエ遺伝資源センターのホームペー
ジ上(http://www.dgrc.kit.ac.jp/jp/fr13_nbr.html)に掲載されます。
NBRP が5年の期限を終了した後も、NBRP「ショウジョウバエ」事業の継続を目指す
ために皆様に重要なお願いがあり、連絡させていただきます。皆様の研究成果を和文・
英文を問わず論文として発表される際に、NBRP「ショウジョウバエ」の成果を利用さ
れたことを謝辞 (acknowledgment) に記載していただけないかというお願いです。
NBRP「ショウジョウバエ」の実績をアピールすることなしに、事業継続への道は開け
ません。皆様にぜひご賛同頂き、ご協力頂きますようお願い申し上げます。
英語の例文を下記に示しましたので、これに従って記載していただくようお願いしま
す。論文発表され 謝辞 (acknowledgment) に記載して頂いた際には、別刷りまたは
プリントアウトを国内の当該ストックセンターに郵送頂きますよう、お願い申し上げ
ます。また、その論文の pdf ファイルも当該センターのアドレスに送信して頂けれ
ば幸いです。(国内のいずれかのストックセンターから入手した系統を用いた成果を
発表された、平成14年度以降の論文であれば、たまたま謝辞にストックセンター名
を記載されていない論文でも結構です。当該ストックセンターにお送り下さい。)
Citing the National Bio-Resource Project (NBRP) - Acknowledgments Statement
We would like to request colleagues, who used and analyzed the fly stocks
provided from Institutes for Drosophila Resources supported by the National
Bio-Resource Project, to add an acknowledgement when publishing your
research work with these stocks. We suggest that the following statement be
used:
“The fly stock was obtained from [Fill in the name of one of the following
stock centers: Drosophila Genetic Resource Center in Kyoto Institute of
Technology, Genetic Strains Research Center in National Institute of
Genetics, Ehime Drosophila Species Center in Ehime University, or Department
of Biology in School of Medicine in Kyorin University].”
Please send hard copies or reprints of all publications resulting from the
use of products of the National Bio-Resource Project, and email pdf files,
to either of the following stock centers where you obtained fly strains:
Masatoshi Yamamoto
Drosophila Genetic Resource Center (DGRC)
Kyoto Institute of Technology
Saga-Ippongi-cho, Ukyo-ku, Kyoto 616-8354, Japan
Ryu Ueda
Genetic Strains Research Center (GSRC)
National Institute of Genetics (NIG)
Misaim, Shizuoka, 411-8540, Japan
Masayoshi Watada
Department of Biology and Earth Sciences
Faculty of Science
Ehime University
Bunkyo-chow 3, Matsuyama, Ehime 790-8577, Japan
Muneo Matsuda
Department of Biology
School of Medicine
Kyorin University
Mitaka, Tokyo 181-8611, Japan
なお、ショウジョウバエ研究者にとって有用な系統の収集もNBRP「ショウジョウバエ」
の重要な事業であり、系統の寄託、維持希望系統の提言などをお願い致します。さら
に、NBRP「ショウジョウバエ」におきましてはゲノム解析事業も重要な柱であり、そ
のデータが近日公開されることになっており、BACクローンの配布も開始されます。
BACクローンとそのデータを利用された成果の発表についても、論文謝辞への記載を
改めてお願い申し上げる予定です。
論文謝辞への記載以外にも、NBRP「ショウジョウバエ」の実績をアピールする方策を
考え実行していかなければなりません。今後も運営委員会議事録や、Jfly に流させ
て頂く関連メールにはぜひ目を通して頂き、ご意見をお寄せ下さいますようお願い申
し上げます。具体的には、NBRP「ショウジョウバエ」の成果を利用することを基盤と
する研究(採択決定を受けたもの)について、公開されている情報(件数、金額など)
を集約することなどを計画しております。
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ショウジョウバエ」運営委員会委員
広報担当
上村 匡(京都大学大学院生命科学研究科)
上田 龍(国立遺伝学研究所)
ナショナルバイオリソースプロジェクト「ショウジョウバエ」代表者
山本雅敏(京都工芸繊維大学・ショウジョウバエ遺伝資源センター)
http://www.dgrc.kit.ac.jp/jp/nbr/member.html
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Date: Fri, 10 Sep 2004 15:10:08 +0900
From: "MuraTa, T (RIKEN BRC)"
Subject: [Jfly] 成果収集へのご協力のお願い (3786)
理研DNA Bank の村田です。
同じくNBRP 予算を頂いている者として、ハエに限らずご協力をお願いいたします。
NBRP 中核機関には、文科省より「ひつこい」くらいに宿題が出されています。い
ずれもプロジェクトの成果を問うものですが、単に参加機関の善し悪しを見るた
めで無 く、文科省がいかに財務省にアピールして、NBRP を継続性のあるプロ
ジェクトとするか、というためにも出されている宿題です。
基礎研究予算の成果が論文であり特許として評価されるなら、リソース予算の成
果は、集めた数と出した数だけでなく、どのくらい貢献したか、ということが評
価され ます。どのくらいの貢献かは、すなわち何報論文に貢献したか、として数
値化されます。
プロジェクト初期ではアーカイブ的なことも重視していたと思うのですが、なく
さないために予算を注ぎ込む意義よりは、どのくらい物が生み出されたかを評価
されるよ うに変わってきていると感じています。そのところが問われる以上、こ
のプロジェクトを続けるには、利用されることと成果に貢献することをアピール
するしかありません。
是非とも論文発表では、利用した機関への謝辞をお願いいたします。
理研バイオリソースセンター
遺伝子材料開発室
村田武英