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共焦点ファイルをマルチレイヤーTIFFに自動で変換する方法・ImageJ マクロ&プラグイン:
- ImageJダウンロードサイトで ImageJ をダウンロード
http://rsbweb.nih.gov/ij/download.html
- ImageJ アプリケーションをダブルクリックで起動。
- ファイルメニューの Edit→Options→Memory & Theread を選び、使用メモリー量を増加させる。( Max1450MB, それ以上にすると ImageJ が起動しなくなる。64bit 版ではこれ以上の値も設定可能。)
各社共焦点レーザー顕微鏡 3D ファイルをマルチレイヤー tiff に自動で変換するマクロ
- 本マクロで各社の共焦点ファイルを ImageJ で読むためには loci_tool というプラグインを ImageJ にインストールする必要がある。このプラグインのダウンロードは plugins.zip(5MB) から。
- ダウンロードした Plugins の中身を、ImageJ/Plugins/ フォルダ内にそのままコピーする。その後 ImageJ を再起動させる。
(注:Plugins フォルダをコピーするのではなく、Plugins フォルダの中身のみ)
- マクロを以下のサイトからダウンロードする。
ツアイス社・ライカ社・オリンパス社用
FluoRemder_macros.zip
本サイトで配布している 3D マクロについて
- 「FluoRender_3D_RGBmerge.txt」
各社コンフォーカルファイルから、複数のチャンネルを含むマルチレイヤーTIFFを作成する。データが3チャンネル以内の時には「RGB_tif」というフォルダを作成し、RGB ファイルをその内部に保存する。チャンネル数がそれ以上のときには「8_bit_TIFF_Files」というフォルダを作成し、8bit マルチレイヤー TIFF ファイルをチャンネルごとに「_A, _B, _C, _D」とファイル名の最後にアルファベットを付加してそのフォルダ内部に保存する。
- 「FluoRender_3D_16bit.txt」
基本的に上記のマクロと一緒だが、全てのチャンネルを 16bit マルチレイヤー TIFF ファイルで保存する。 薄暗いシグナルが多いときや、透過光で撮影したデータが含まれる、またはデータが一枚のTIFFイメージからなる場合に有効。通常の共焦点データでは 8bit との差はほとんど見られない。(しかし今後、HDR機能を搭載したときにはこのマクロから生成される 16bit ファイルが必須となる。)
注意)各社の共焦点ファイルの中に複数のサンプルデータを入れると本マクロでは全て一つのサンプルとして認識して、大量のチャンネルを生成する。なので 1 ファイルにつき 1 サンプルのデータを入れるようにする。
各社共焦点レーザー顕微鏡 4D ファイルをタイムポイントごとに分れたマルチレイヤー tiff に自動で変換するマクロ
4D レンダリングにおいて FluoRender はタイムポイントごとに分かれたマルチレイヤー TIFF ファイルを順次メモリ上に読み込み / 開放することを繰り返している。なので 4D ファイル全てをメモリ上に読み込む他のソフトウェアとは異なり、読み込み時間がかからない。4D レンダリングを行うときは、本マクロにて作成されたファイルを 1 タイムポイントだけ読み込む。その後ムービー作成パネルの 4D というラジオボタンをクリックし、その下のスライドバーにてタイムポイントをコントロールする。
- 本マクロで各社の共焦点ファイルを ImageJ で読むためには loci_tool というプラグインを ImageJ にインストールする必要がある。このプラグインのダウンロードは plugins.zip(6.7MB) から。
マクロはこちらからFluoRemder_macros.zip
本サイトで配布している 4D マクロについて
- 「FluoRender_4D.txt」
各社コンフォーカルの元ファイルから、複数のチャンネルを含む 8bit TIFF をタイムポイントの数だけ作成する。本マクロはファイル名+「_8Bit_4DTIFF」というフォルダを作成し、その中にファイル群を保存する。FluoRender にて4Dレンダリングを行うときは 1 タイムポイントのみ( 2 チャンネルあれば 2 つのファイル)を読み込む。その後、ムービー作成パネルの「4D」をクリックすると、その下にあるスライドバーにてタイムポイント間を移動できる。
- FluoRender で 4D ファイルとして読み込み可能なファイル名について
ImageJ マクロの制限から、スペース「 」、ハイフン「-」、日本語などの 2 バイト文字などは使えない。単語と単語の間にスペースをもうけたい場合はアンダースコアー「_」を用いる。
FluoRender で認識可能なファイル名は「xxx_T###_xxx.tif」という形式である。xxxの所には自由に半角でファイル名を入力でき、###の所には半角のタイムポイントの数字が入る。これらのファイルは共焦点ファイルから本マクロによって自動で作成される。
ImageJ マクロとその走らせ方
- マクロの TEXT ファイルを ImageJ で開き( ImageJ ウィンドウの下側のバーにドラッグ & ドロップしても開ける)、マクロのテキストウィンドウをクリックして前面に出した状態で→ファイルメニューの Macros→Run Macro を選択。
注意)マクロを走らせるフォルダのファイルパス名や、内部に含まれるファイル名にスペースがあると、マクロが正常に動作しない。なのでスペースを入れたいときには _ アンダースコアーをいれること。
- その後出てくるダイアログウインドウで、共焦点データが入っているフォルダを選択する。本マクロはフォルダを自動でスキップするが、ファイルは全て認識されるので、フォルダ内には共焦点データのみを入れるようにする。
本サイトで扱っているImageJ プラグイン
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