・Flybase 番号 |
FlyBase Gene Number。ゲノムプロジェクトで見つかった全ての遺伝子に振られた番号。
表の中の [ Flybase 番号 ] をクリックすると、その遺伝子の Flybase の説明ページが表示されます。 |
・略号 |
遺伝子名の略号で、初期に見つかった遺伝子は1文字に略しましたが、発見された遺伝子が増えるにつれ、2文字に略すようになり、最近見つかったものは3〜4文字で表わすのが普通です。
先頭が大文字のものは、その遺伝子に異常が生じたときに起きる突然変異の、命名の由来となった(最初に見つかった)代表的な表現型が優性のもの(ヘテロ接合でも表現型を示すもの)、先頭が小文字のものは、命名の由来となった表現型が劣性(ホモ接合でないと表現型を示さない)のものです。
1つの遺伝子が、どこに異常が生じたかによってさまざまな突然変異表現型を示す場合、表現型によっては先頭が大文字か小文字かどうかと、表現型が優性か劣性かどうかが、一致しないこともあります。例えば、ノッチ "N" 遺伝子は大文字で表わしますが、命名の由来となった翅に切り欠き(ノッチ)が入るという表現型は優性なのに対し、神経系の形成異常で致死になるという表現型は劣性です。 |
・フルネーム |
遺伝子の本名で、発見者が自由に命名することができます。同じ遺伝子に複数の人が異なる名前を付けた場合は、原則として、先に論文発表された名前が用いられます。ショウジョウバエでは、突然変異の表現型や遺伝子の機能を類推させる、なるべく気の利いた名前をつけることが一般的です。 |
・日本語名 |
ショウジョウバエ研究会が一般的と考える、その遺伝子の日本語での読み方です。(準備中) |
・米語発音 |
アメリカ等で一般的な読み方です。(準備中) |
・備考 |
異なる読み方や、名前の由来など。(準備中) |
・サイト |
ショウジョウバエの全ゲノムには、1〜102までの住所が振られています。4本の染色体のうち、1〜20が第1(X)染色体、21〜40が第2染色体左腕、41〜60が第2染色体右腕、61〜80が第3染色体左腕、81〜100が第3染色体右腕、101〜102が第4染色体です。各番号は更にA〜Fに分割され、それぞれが更に細かく数字で分割されています。これらの位置は、唾腺染色体に特徴的に見られる縞模様の各バンドに対応して決められたものです。遺伝子はある程度の長さがあるので、サイトは複数の住所にまたがることが少なくありません。 |